ハリソン・フォードがチューリヒ映画祭で生涯功労賞を受賞することになった。スイスのチューリヒで来月４日に開催される毎年恒例の同映画祭で、ハリソンはハリウッドにおける長年の業績が認められて生涯功労賞を受賞するはこびだ。映画祭の監修を務めるカール・シュポエリ氏とナジャ・シルドネックチ氏は声明で、「ハリソン・フォードはこの映画界で他のどの俳優をも越える素晴らしいキャリアを築き上げてきました。『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』でかの有名な役どころを演じきり、この２大シリーズの人気を確実なものにした立役者でもあります」「ハリソンがその経歴の中でこなしてきたような主役の座を演じきれる俳優は非常に限られています。そして彼の躍進は今後も新たな作品で続いていくのです」と語っている。

　今年の映画祭では更に、１９８１年に公開された「インディ・ジョーンズ」シリーズ第１弾である『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』の特別上映会も開催されることになっている。

　現在７１歳のハリソンは最近では、１１月１日に日本公開予定の最新作『４２～世界を変えた男～』に出演し高い評価を得たばかりだが、今後もオースン・スコット・カードの人気ＳＦ小説『エンダーのゲーム』を映画化した新作『エンダーズ・ゲーム』の公開が控えている。さらにシルベスター・スタローン主演最新作『エクスペンダブルズ３』への出演のほか、２０１５年公開予定のシリーズ最新作『スター・ウォーズ　エピソードＶＩＩ』（エピソード７）でもハン・ソロ役を続投する予定だ。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）