ボン・ジョヴィ、ドラマー手術で離脱
ボン・ジョヴィのドラマー、ティコ・トーレスがこの2週間で2度目も手術を受けたようだ。つい先日、虫垂切除の手術を受けたばかりである現在59歳のティコだが、それから2週間もしないうちに今度は胆嚢を切除したようだ。バンドのワールドツアー「ビコーズ・ウィ・キャン-ザ・ツアー」の最中にティコは腹部に激痛を感じ、病院に運ばれて手術を受けたという。バンドの公式サイトでティコは「これまで俺の回復を願ってくれていたファンのみんなに感謝の気持ちを伝えたいんだ」「緊急手術だったから何も前もって準備できなかったけど、でもものすごく良い待遇を受けているから、今回も担当の医師団や医療スタッフにも感謝してるんだ」とコメントを投稿している。
今月初めにメキシコでティコが1回目の入院をした際、ボン・ジョヴィは首都メキシコシティーでのコンサートをキャンセルしていたが、2度目となる今回はリッチ・スキャネラを代役のドラマーに迎えてティコ抜きでツアーを続行している。そんな不運続きのティコに対して、フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィは「ティコ・トーレスは30年前にバンドを始めてからというもの、俺たちにとってハートでありソウルでもあり続けている存在なんだ」「それにアイツはかなりタフな奴さ。だからアイツが今後の残りのツアーで、またドラムを激しくプレイしてくてるのを楽しみにしてるよ」とティコにエールを送っている。
今回ティコがツアーから抜けたことで、4月に「個人的な問題」を理由にツアーを抜けているギタリストのリッチー・サンボラに加えて、ボン・ジョヴィのオリジナルメンバーから2人が抜けてしまったことになる。リッチーの代役としてはフィル・Xが加わっている。
(BANG Media International)