ジュリア・ロバーツ本格チャリティー活動
ジュリア・ロバーツが、グッチ発足の女性を応援するグローバル・キャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ」の最新プロジェクト「カタパルト・キュレーター」で本格的にチャリティー活動を開始させた。同キャンペーンの発足メンバーであるビヨンセ・ノウルズやフリーダ・ジャンニーニらの仲間に加わったジュリアは、それぞれが自分が助けたいと思った分野での慈善活動で、クラウドファンディングのパートナーであるCatapult.orgと提携して資金調達活動を行うための組織を選択するという役割を果たすことになった。
中でもジュリアは、調理や加熱の際に排出される有害な煙の吸引によって発展途上国の人々が亡くなっていることに心を痛め、官民パートナーシップ「クリーン調理ストーブ普及のための世界連盟」のグローバル・アンバサダーに就任している。
ジュリアが推進する「カタパルト・キュレーター」では、世界中の人々とコンタクトを取ってクリーンな調理ストーブや燃料を使用するよう呼びかけるために、オンライン上にそれらの知識の集積地としての情報ハブを創り出すこと、国連世界食糧計画(WFP)を通じてスーダン西部のダルフール地方に住む女性が安心・安全な燃料を使った調理ストーブにアクセスできるように支援すること、さらには、「マサイ調理用コンロ・太陽光プロジェクト」を通じて屋内に安全なコンロを設置して煙突なども完備させるようタンザニアの女性のためのサポートチームを組むことなど3つのプロジェクトに焦点が当てられることになる。
今回の試みについてジュリアは「私は料理を作って夫や子供たちとおいしく食べるのが大好きなの」「でも、そんな単純に見える料理の過程が原因で毎年400万人もの人々、特に発展途上国の女性や子供が亡くなっていることを知って、何か行動を起こさなきゃって突き動かされたのよ。『チャイム・フォー・チェンジ』のサポーターたちが、何百万人もの人々がクリーンな料理方法を取り入れられるようになって命の危険にさらされた女性や子供を助けられるように、私の運動に賛同してくれたら嬉しいわ」と語っている。
(BANG Media International)