クィディッチで「ポッター」派生映画?
ワーナー・ブラザースが、クィディッチを基にした更なる「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品の製作を検討しているようだ。つい先日、ホグワーツ魔法魔術学校でハリーたちが使っているホグワーツ校指定教科書『幻の動物とその生息地』の映画化が発表され、J・K・ローリングが脚本家デビューを飾ることになったと報じられたばかりだが、ワーナー側はすでに『クィディッチ今昔‐ホグワーツ校指定教科書〈2〉』の商標登録も済ませており、同作の映画化の動きをうかがわせている。
魔法使いが空飛ぶ魔法のほうきに乗って行う架空の球技であるクィディッチをテーマにした同名の原作は、2001年にイギリスの慈善団体「コミック・リリーフ」のチャリティー活動の資金集めのために出版された2冊のスピンオフ作品の内の1つで、2冊とも「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ企画のかっこうのネタとして注目されている。
エンタメサイトのBleedingCool.comによれば、ワーナーは複数の商標登録を申請した模様で、クィディッチを基にした新作3つを含め、更なる「ハリー・ポッター」シリーズの拡大が目されている。さらにワーナーは、ウイムボーン・ワスプス、チャドリー・キャノンズ、ケンメアー・ケストレルズなどのクィディッチのチーム名や、ローリングの原作におけるペンネームでクィディッチ専門家とされているケニルワージー・ウィスプの名前まで権利を確保したそうだ。
そんな次々に飛び出す「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフだが、ローリングは先日、『幻の動物とその生息地』の映画化作品は「ハリー・ポッター」の世界を舞台にしつつも、オリジナルのストーリーとの関連性はあまりないとも明かしていた。
(BANG Media International)