S・ブロック「ザ・ヒート」続編出ない
サンドラ・ブロックが『ザ・ヒート』の続編に出演する可能性を否定した。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督による女性警官を描いた同ヒットコメディでメリッサ・マッカーシーと共に主演を務めたサンドラだが、過去に出演したシリーズ続編作の『スピード2』や『デンジャラス・ビューティー2』が「ひどい出来」だったことから、続編映画は引き受けないと明かしている。
サンドラはTheWrap.comに「『ザ・ヒート』の続編はやらないわ。今まで2本の続編に出たことがあるけど、ひどい出来だったもの。私とメリッサが作り出したものは素晴らしかったわ。だから、これからまた一緒に映画をやることもあるかもしれないわね。サイレント映画をやるべきじゃないかと思ってるの」と話した。
このヒット・コメディで主演の2人は、子供同士も含めてとても親しくなったそうで、サンドラは今後もその友人関係を続けていきたいと願っていると続けた。「私たちは遊び仲間としてすごくいいの。だからその遊びは続けていくわ」
一方で、監督のポールは続編の脚本がすでに執筆されていることを認めており、サンドラが続投しなかったら「とても悲しい」とコメントしている。「とても悲しいだろうね。2人は最高だったからね。2人の相性はとにかくすごいんだ。2人共続投してもらえなかったらとても悲しいね」
とはいうものの、ポールはメリッサとは3度目のタッグを組むことが予定されており、ジェームズ・ボンド風のスパイを描いた新作コメディー『スーザン・クーパー』は来春にも撮影開始予定だ。ポールはページ・シックスに「僕はメリッサに300ポンド(約136キロ)もある巨漢を倒してもらおうなんて思ってないよ。彼女にはそのためのウィットを持ち合わせているからね。女性は最良のスパイになると思うんだ。だってどうやって誰かに近付くかとか、信頼を得るかとか、親しくなるかとかが上手だからね…とは言え、何らかの形でけり倒す必要が出てきたら、彼女はそれも出来るだろな」と語っている。
(BANG Media International)