ブラピ最新映画でスタントマンが怪我
ブラッド・ピットが主演する最新作『フューリー』の撮影現場で、スタントマンが怪我を負ってしまった。氏名は公表されていない35歳のスタントマン男性は、南西イングランドのオックスフォードシャーでの撮影中に銃剣が肩に刺さってしまい、ヘリコプターで病院へ運ばれる事態となってしまったという。同作の製作会社のクラウディア・カリンジアン代表は「アクションシーンのリハーサルで、2人のスタントマンの間で事故が起きてしまいました」「まったくの事故です。非常に残念な結果になってしまいました。それでも怪我を負った本人は、現場を去る際も笑って話すだけの余力はありました」と声明を発表している。
シャイア・ラブーフやマイケル・ペーニャ、ジェイソン・アイザックスなども出演している本作は、ナチスドイツの敗戦が濃厚になった第二次世界大戦終盤の1945年を舞台に、戦車で敵地へ向かうことになるブラッド演じる米軍の指揮官とその乗組員の5人の姿を描く実話を基にした作品だ。撮影はオックスフォードシャーの私有地にて行われていて、近隣の住民たちには発砲や爆破の騒音があることが前もって伝えられている。
そんなブラッドとシャイアに加えて、同じく共演者のローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル、ケヴィン・ヴァンスら5人は、デヴィッド・エアー監督の指示により絆を深める目的で、携帯を持たずに撮影現場に近い森に入って数日間キャンプをして過ごしたそうだ。
(BANG Media International)