ロビー・ウィリアムスが手掛けるファッションブランドが破産してしまった。

　ロビーは2011年9月に立ち上げたメンズファッション・ブランド「ファレル」を14日（月）に自己破産申請していたことが判明した。

　ロビーはザ・テレグラフ紙に「僕らがこのブランドを立ち上げて以来、世界中の男性誌や小売店には色々支援してもらって、感謝してるよ。それに、有能な（デザイナーの）ベン・ディケンズとも一緒に仕事をする機会を得られたことも幸運だったし、これから一緒にデザインを手掛けられないことを思うと寂しいけど、彼の今後の活躍を祈ってるよ」と語っている。

　これにより、ロンドン中心部のコヴェント・ガーデンにある「ファレル」のポップアップ・ショップも14日（月）に閉店し、全従業員が即刻解雇されたほか、ウェブサイトも現在は閉鎖している。そのショップは今年8月に6ヶ月間の期間限定でオープンしたばかりだったが、結局はたった6週間足らずで閉店となってしまった。

　ロビーは同ブランドのために、バーバリーの元デザイナーであるベン・ディケンズを抜擢していて、商品はセルフリッジやハウス・オブ・フレイザーなどロンドンの高級デパートで販売されていた。

　ロビーはブランド名の「ファレル」を、スタッフォードシャーの町、ストーク＝オン＝トレントでおしゃれな紳士として有名だったという自身の祖父ジャック・ファレルさんのちなんでつけていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）