H・ジャックマン1億8千万円の寄付金
ヒュー・ジャックマンが12日(土)の誕生日に、チャリティのため185万ドル(約1億8000万円)の寄付金を募った。ヒューは45歳の誕生日を記念して、ハリウッドにあるドルビー・シアターで歌あり、踊りあり、語りありの「ワン・ナイト・オンリー」と名付けられたショーを17名のオーケストラと共に披露した。4500人が鑑賞したこの慈善コンサートでは、モーション・ピクチャー・アンド・テレビジョン・ファンドのために巨額の寄付金が募られた。
このショーはヒューが同じく歌と踊り、そして語りを披露しているニューヨークのブロードウェイのショーに変化を加えたものになっていたようだ。そこでヒューは観客に向かって「僕は45歳、またはここロサンゼルスでいうところの36歳になったんだ。だからより多くの商業的機会が開かれるわけさ。たぶんバイアグラの宣伝なんか出来るようになったんじゃないかな」と冗談を飛ばした。
そのステージでは『雨に唄えば』からの激しいタップダンスをはじめ、『ガイズ&ドールズ』や『レ・ミゼラブル』からのシーンなど、映画のシーンやハリウッド・ミュージカルからの一部が披露された。家族についても話したヒューはまた、妻のデボラ=リー・ファーネスを称え、出身地であるオーストラリアの音楽も披露した。
ショー終了後に、ヒューは「たぶんこれって自分の誕生日を過ごすのに一番ナルシスト的な方法だろうね。自分のお気に入りの歌を選んで、自分の人生について語るなんてさ」「多くの男性は奥さんに『友達とゴルフしに行ってもいい?』って聞くところを、僕の場合はこのショーってわけさ」「最高だよ。気に入らない曲があったら、それを切って違う曲に入れ替えるんだ。全てが僕の思い通りってわけ。だから今夜ここで、このチャリティの支援をしているってこと、それに観客のみなさんはこれ以上ないくらい寛大だし、全ての面で最高だよ」とその感激を語った。
ショーのクライマックスでは観客を交えてヒューへのハッピー・バースデーが歌われ、その後にヒューが開いた短いオークションでは、その晩のステージでヒューが着ていた汗だくのTシャツ2枚が各1万1000ドル(約100万円)で落札された。
(BANG Media International)