ザ・フー結成50周年が最後のツアーに
ザ・フーがツアー活動から引退すると発表した。同バンドは2015年に結成50周年を記念して最後となるコンサートツアーを企画していると明かし、メンバーのピート・タウンゼントは「50周年記念のためにワールドツアーをするつもりさ。それが最後の大規模ツアーになるだろうね」「世界には俺たちがまだプレイしていない場所がまだまだ沢山あるんだ。東ヨーロッパとか、俺たちが昔のヒット曲を生でプレイするのをまだ聞いたことがない場所なんかに行くのもいいね」と話している。
ザ・フーが1969年に発売したロック・オペラ作品のアルバム『トミー』の制作過程を辿ったドキュメンタリー『センセーション-ザ・ストーリー・オブ・ザ・フーズ・トミー』の上映会で今回のニュースを発表したピートだが、その席にはピートと同じくオリジナルメンバーであるロジャー・ダルトリーも出席していた。さらに来月11日には、『トミー』の特別エディションとなるボックスセットが発売される予定だ。
今夏にはワールドツアー「四重人格」の一環としてイギリス及びアイルランドでもライブを行っていたザ・フーは、1965年にデビューアルバムを発売して以来、1億枚以上もの売り上げを記録しており、キース・ムーンやジョン・エントウィッスルといったメンバーの死も乗り越えて、バンドとしてツアー活動を続けてきた。
(BANG Media International)