ＢＩＧＢＡＮＧらが所属する韓国の大手芸能事務所・ＹＧエンターテインメント所属の新人男性５人グループ・ＷＩＮＮＥＲが、１１月１６日に日本で開幕するＢＩＧ‐の６大ドームツアーでオープニングアクトを務めることが２６日、分かった。２５日に韓国で生放送されたオーディション番組「ＷＩＮ」で優勝したばかり。本国でのＣＤ発売より前に、日本のファンにお披露目されることになる。

　「第２のＢＩＧＢＡＮＧ」が異例の“日本デビュー”を果たす。

　カン・スンユン（１９）をリーダーとするＷＩＮＮＥＲは、ラップ２人、ボーカル３人の５人組。Ｒ＆Ｂにロックを加味した独自の音楽性を持つ。２５日に最終決戦が行われたバトル番組「ＷＩＮ」で勝ち抜き、誕生した。

　番組では、ＹＧの研究生１１人がチームＡとＢに分けられ、ダンス、歌などで１０週にわたり対決した。公開生放送で視聴者投票の多い方がデビューできるとあって、最終決戦で勝者としてチームＡが呼ばれると、５人は喜びのあまり泣き崩れた。

　ごほうびは、日本の６大ドームのステージだ。

　１１月１６日に西武ドームから始まる先輩・ＢＩＧＢＡＮＧの日本ツアーでオープニングアクトを務めることが決定。韓国でのＣＤデビューは今年１２月か来年１月予定のため、発売前に日本のファンの前でベールを脱ぐことになる。メンバーのナム・テヒョン（１９）は「夢のような奇跡が起きた」と喜んだ。

　ＹＧ代表でプロデュースも務めるヤン・ヒョンソク氏は「日本市場は魅力。日韓同時ＣＤデビューも考えている。初アルバムのレコーディングでは、日本語曲も録音する」とした。５人は３年前から日本語の勉強をしており、兄貴たちに続く“日本制覇”を虎視たんたんと狙う。