故ホイットニー新蝋人形がロンドンに登場
ホイットニー・ヒューストンの新しい蝋人形がロンドンのマダム・タッソー館に登場した。観光名所となっている同館で21日(月)にゴスペル・コーラス隊からの支援を受けて、2012年2月に他界したホイットニーの蝋人形が披露された。ホイットニーのキャリアを時代別に表現した4体の中の1つとなるこの新作は、2009年発表のカムバックアルバム『アイ・ルック・トゥ・ユー』のプロモーションに使われた写真をテーマに、美しいロングドレスに身を包んだホイットニーが大きく手を広げたものになっている。
この本人そっくりの蝋人形は当初、今年になってからニューヨークのマダム・タッソー館でホイットニーの母シシー・ヒューストンを含めた親族によって披露されていたが、今回国外で初めてロンドンで展示されることになった。
マダム・タッソー館のニコール・フェナー氏は「ホイットニー・ヒューストンを今後8週間に渡ってロンドンの音楽ステージに迎えられることにとても喜んでいます」「これはホイットニーのとても悲しい予期せぬ死の後に、遺族からの密接な協力の元に制作されたとても特別な作品で、ご遺族もその出来栄えに満足してくださっています」とコメントしている。
ロンドン・ゴスペル・ファクトリー・クワイアの圧倒的なパフォーマンスと共にこの人形はお披露目されており、同コーラス隊のコリン・ヴァッセル芸術監督はその特別の瞬間に参加することが出来て光栄だと話した。「ホイットニー・ヒューストンは彼女の時代だけでなく全世代を通して最も才能ある歌手の1人ですので、その彼女の蝋人形をロンドンに迎えることが出来て感激しています。「彼女は私個人にとっても憧れの存在ですので、横に一緒に立って歌うということは、ある意味夢のようでありながらも素晴らしい経験です」「我々が映画『天使の贈り物』からの歌を歌うことにしたのは、とても気持ちが高まる曲であり、パフォーマンスをするにもとても楽しい曲だからです。我々が彼女の曲を十分に表現できたことを願っています」
(BANG Media International)