マクレガー、M・デイヴィス伝記映画に
ユアン・マクレガーとゾーイ・サルダナが、マイルス・デイヴィスの伝記映画『キル・ザ・トランペット・プレイヤー』に出演することになりそうだ。『ホテル・ルワンダ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたこともあるドン・チードルが本作でマイルスを演じ、監督としてメガホンを取る見込みだ。
これまでにも、ジャズの帝王と呼ばれるマイルスの華々しい活躍は伝記映画の題材として多くの映画人を引き付けてきたが、セールス・エージェンシーのIMグローバルは映画見本市のアメリカン・フィルム・マーケットで本作を売り込む予定だ。さらに、マイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして活躍したハービー・ハンコックがプロデューサーとして参加し、音楽監修も務める見込みだ。
本作で監督のみならずマイルス役として主演も果たすドンは「僕たちは史実に忠実でありつつも面白いストーリー展開にしようとしているんだ。正確に言えば、これは伝記作品ではないね。ギャング映画って言ったらいいかな。マイルス・デイヴィス本人が出演したがったんじゃないかって思える作品さ」「マイルスの家族たちもこの製作に加わっているんだ。だから必要な音楽は使用できるのさ。僕たちが今作っているような映画は他の誰にも作れないと思うよ。話の中心は1979年だよ。マイルスが音楽活動を一時休止していた時期だね。彼の人生を幅広く語るつもりだけど、生まれてから亡くなるまでをただまとめたような作品じゃないんだ」と語っている。
(BANG Media International)