ダニエルが元陸上金メダリスト役に決定
ダニエル・ラドクリフが新作『ゴールド』に出演することが決まった。本作は、1980年代に活躍したイギリスの元陸上競技選手で金メダリスト、さらに昨年のロンドン五輪ではオリンピック招致委員長も務めたセバスチャン・コーが現役時代に、1980年のモスクワ・オリンピックに向けてスティーブ・オベットと競い合ったライバル関係を描く作品だ。セバスチャン役を演じることになったダニエルだが、主演作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』でメガホンを取ったジェームズ・ワトキンスと本作で再びタッグを組む予定で、サイモン・ボーファイとウィル・デイヴィスが共同で脚本を手掛ける予定だ。さらに、ジョアンナ・アンダーソンとヴィッキー・リコリシュ、ケビン・ローダーらがプロデュースを担当する本作では、インジーニアス・シニア・フィルム・ファウンドが資金提供を行う。
2009年に『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカーを獲得した脚本家のサイモンは、今年初めに本作は「素晴らしい物語」で「最高の結末」が用意されていると英BBCに明かしていた。「実際に過去を掘り返してみるまでは、この物語がいかに素晴らしいかってことに気づかなかったんだ」「セバスチャンとスティーブは全く異なったアスリートで、性格も違うんだ」「競技場以外では、2人はごく稀に顔を合わせていたみたいだね。でもたまにだね。トラックでだってそうさ」
そんな新作『ゴールド』の撮影は、来年4月よりイギリスとロシアにてスタートする見込みだ。
(BANG Media International)