マイケルの甥っ子グループが再結成へ
マイケル・ジャクソンの甥っ子3人組がトリビュート・コンサートのために再結成するようだ。ティト・ジャクソンの息子であるタージ、タリル、T.J.の3人で構成され、1990年代に人気を博していたポップグループ3Tが、マイケルの死後5周年となる来年にもカムバックを果たす予定だという。ある関係者はニューヨーク・デイリー・ニュース紙の「コンフィデンシャル・コラム」のコーナーに「タージ、タリル、T.J.の3人はまだ自分達に音楽性も魅力もあるので、また成功することができると信じているんです」と明かしている。ただ、ボーイズグループ全盛の90年後半に大人気だったバックストリート・ボーイズやインシンクなどライバルと比べると、3人はそこそこの人気ではあった。マイケルとデュエットした『ワイ』や『エニシング』などのヒット曲を持つ。
そんな3人はすでに全曲が新曲となるアルバムをひそかにレコーディング済みで、全米や欧州でツアーを行う計画だそうだ。
1995年にアルバム『ブラザーフッド』でデビューした3Tは、そのおよそ10年後となる2004年にセカンドアルバム『アイデンティティー』をリリースしている。さらに、2009年6月に叔父のマイケルが他界した後も、2010年に故マイケルにグラミー賞の生涯功労賞が贈られた際には、マイケルの代わりとしてマイケルの長男プリンス・マイケルや長女のパリスと共にステージに登場するなど、数回に渡って3人で集まる機会はあった。3T はまた、2011年にウェールズのカーディフで開催されたマイケルの追悼コンサートでも再結成を果たし、自分達の『ワイ』やジャクソン5の『ハートブレイク・ホテル』などを披露していた。
(BANG Media International)