ガガに圧力…ダイアナ妃の曲収録を断念

 レディー・ガガは、賛否両論のダイアナ妃についての楽曲をニューアルバムから外すよう圧力が掛けられていたという。ガガは日本で6日(月)にリリースされた3作目のスタジオアルバム『アート・ポップ』に『プリンセス・ダイ』という楽曲を収録しようとしていたようだが、レコードレーベルであるストリームラインと親会社インタースコープの上層部が、故ダイアナ妃のファンの悲しませることを懸念してそれを断念するよう要求したようだ。 

 関係者はデイリー・ミラー紙に「レディー・ガガはダイアナ妃に夢中でした。その曲が彼女にとって最高作と呼べる曲ではないことを認めてはいましたが、それでもアルバムに盛り込むことを望んでいました」「ですが、昨年ライブでその曲を歌った際、イギリスのファンがその曲に反発するリアクションを露わにしたので、レコード会社の上層部が動いたというわけです」「彼らは平穏を維持するために、アルバムからその曲を除外するようガガを説得しました。未だにダイアナ妃に対するみんなの思いは顕在しているのです。彼女の死はまだ慎重に扱うべきことなのです」と語った。

 ガガは2011年に書かれたその曲を昨年ロンドンのトゥイッケナムで行われたコンサートで披露した際、ウィリアム王子、ハリー王子の母であり、1997年にパリで自動車事故により他界したダイアナ妃に対するガガ流の敬意を表す方法だと、少し懐疑的な面持ちの観客に向けて伝えていた。「私が幼い頃から、国民のプリンセスは私と私の母の人生にとって、とても大事な存在だったわ」「おそらく、物議を醸しだすでしょうけど、私は気にしないわ。今、彼女の存在に感謝しましょう」

 ガガは、この曲がアルバムから除外されたことを気にしないようにしようとしており、ファンに対して同楽曲が3作目のスタジオアルバムのために書かれた「他の曲よりはよい出来ではない」とし、それを理由に外したと伝えている。

(BANG Media International)

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