ハンガー・ゲーム2、初週300億円超
『ハンガー・ゲーム2』が公開初週末で3億700万ドル(約312億円)の興行成績を上げた。スーザン・コリンズによる人気小説を原作とした同作はこの驚くべき数字で、クリス・ヘムズワース主演作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』をトップの座から退け、ナンバー1の記録を打ち破った。
ジェニファー・ローレンスが敏腕の射手であるヒロインの カットニス・エヴァディーンを演じ、架空の独裁国家パネムの抑圧された住民たちを助ける姿を描いた同作は、21日(木)の公開初日から全米とカナダで推定1億6110万ドル(約163億円)の興行収入を上げ、11月の公開収入で史上最高となる記録を打ち出した。Boxoffice.comのチーフ・アナリストを務めるフィル・コントリーノ氏は「『ハンガー・ゲーム』シリーズの強さはあなどれません。この作品は、北米と海外の双方において明らかにファン層を拡大しています」と語っている。
今回の成績は前作『ハンガー・ゲーム』の結果を1000万ドル(約10億円)以上も上回り、公開初週成績が『アイアンマン3』に続く本年度2位のヒット作となっただけでなく、全米ボックスオフィスにおいては史上4位と記録づくしとなった。
(BANG Media International)