ブリトニー・スピアーズが、リリースの１週間前に新作アルバム『ブリトニー・ジーン』をｉＴｕｎｅｓで解禁した。通算８枚目となる同スタジオ・アルバムは日本発売を来月４日に控えているが、すでにオンライン上では試聴可能となっていて、スタンダード盤には１０曲、デュレックス盤には更に３曲とリミックス１曲が含まれている。５月にレコーディングを開始したブリトニーだが、同アルバムにはウィリアム・オービット、ディプロ、デヴィッド・ゲッタなどがプロデュースした曲や、Ｔ．Ｉ．やブリトニーの妹ジェイミー・リンとコラボしたシングルなどが収録されている。

　同アルバムはこれまでの作品の中でも「最もパーソナルなアルバム」になっているようで、収録曲のほとんどは１月に破局した元婚約者ジェイソン・トラウィックについて歌ったものだそうだ。以前ブリトニーは「これは最もパーソナルなアルバムなの。今年は破局も経験したから、ほとんどの曲はそのことについて歌ってるわ」と話していた。自称「完璧主義者」だというブリトニーは同アルバムの制作にも深く関わっていて、徹夜でのスタジオセッションを寿司とフルーツキャンデーで乗り切ったそうだ。

　そんなブリトニーは現在、来月２７日からラスベガスのプラネット・ハリウッド・リゾート＆カジノで始まる長期公演「ピース・オブ・ミー」の準備に大忙しで、来年から再来年にかけて５０公演を行う予定となっている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）