ガガ、世界初等身大の人型視聴機に興奮
来日中の米シンガー・ソングライターのレディー・ガガ(27)が1日、都内で会見を開き、新アルバム「アートポップ」PR用に製作した世界初等身大の人型視聴機「ガガドール」をお披露目した。
デイリースポーツなどスポーツ紙の紙面でできたドレスを着用したドールもあり、本人は「ソー・エキサイティング!」と大喜びした。また、自身2度目となる東日本大震災被災者支援のチャリティー・オークション開催も発表した。
生肉をまとったドレスなど、数々の奇抜な衣装でリトルモンスター(ガガファンの総称)を楽しませてきたガガ。最新作は“デイリー・ドレス”だ。
アルバムの発売を記念して製作されたガガドール。日本企業が3カ月かけて完成させた特殊シリコン製の等身大人形3体は、肌の質感や表情など、ガガそっくり。胸に顔を埋めると内蔵された骨伝導スピーカーで、本人のメッセージなどが聞けるという。
そのうちの1体に着せられたドレスは、デイリースポーツなどスポーツ7紙が10月18日に「アートポップ」の発売を報じた紙面約50枚のコピーをパッチワーク風に張り付けた「タブロイド・ガガドール」。衣装を手がける「ハウス・オブ・ガガ」が企画、デザインした。
ガガは自身の分身を見るや、「とても美しいし面白い。私にそっくりね」と大喜び。タブロイド‐については「自身の記事を掲載してくれるメディアに、感謝の気持ちを込めた」という。人形を展示するかは未定という。
ガガは東日本大震災の被災者を支援する2度目のチャリティー・オークション開催も発表した。世界に2体しかないという、ガガにふんしたハロー・キティのぬいぐるみを出品する。
震災翌年の12年に自身が口を付けたティーカップを出品。601万円1000円で落札されており、今回も高額となりそうだ。オークションは12月中旬からクリスマス時期に開催される予定で、詳細はヤフーオークションのHPで発表する。