ラドクリフ、ハリポタ2後の降板考えた
ダニエル・ラドクリフはシリーズ第2作後に「ハリー・ポッター」シリーズから降板することを考えたそうだ。J・K・ローリングの同名原作を映画化して全世界的大ヒットを記録した同シリーズに第1作目から出演してきたダニエルは、第3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で別の俳優にハリー役を譲ることを考えたそうだが、同シリーズへの出演が「楽しすぎた」ため、その考えは取り止めにしたという。
ダニエルは英ガーディアン紙に「3作目の製作前に、降板するなら今だなって感じたんだ。他の俳優が起用されてハリーの役作りをするのにも十分な時間があるって考えたんだよ。もしハリー役を全巻の映画化作品でこなしたら、その後、別の作品で俳優としてイメチェンするのが難しくなるんじゃないかなとか、それをやるなら今しかないかなとかって自問自答したんだ」「でも結局はあの撮影現場が楽しすぎて、それには勝てなかったよ。それにその頃ティーンの男子としては、ハリーほどいいキャラクターはその辺に転がっていなかったのさ」と明かした。
そんな撮影当時の苦悩を今回明かしたハリーだが、演技のイロハを学んでいた初期の作品を今見返すと、自分でも恥ずかしくなると続けた。これまでの出演作でどういった点を恥ずかしく思うかと尋ねられたハリーは「たくさんありすぎるよ!すべてが演技のレッスンになってたって皆も見れば分かると思うくらいさ。でも結局そんなもんさ。これまでの作品は僕らにとって演技の学びでもあったのさ」と説明した。 さらにダニエルは、同シリーズで共演したエマ・ワトソン、ルパート・グリントらは得意な面が別々で、それぞれ演技に対して独自なアプローチを行っていたと振り返っている。「3人の中でルパートが一番シャイじゃなかったね。コメディーは彼にとってお手の物だったし、今でもそうだよ。僕はどうしても控えめに演じちゃうタチなんだ」
(BANG Media International)