ストーンズ8年ぶり来日 元メンバーも
英4人組ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが来年2~3月、8年ぶり6度目の来日コンサートを行うことが4日、発表された。東京ドームで2月26日、3月4、6日の3公演を行う。かつてメンバーだったギタリスト、ミック・テイラー(64)もゲスト出演する。ボーカルのミック・ジャガー(70)は「来年東京に戻れるのが待ちきれないよ」とコメントした。
今年11月に来日したポール・マッカートニー(71)に続き、ロックの超大物が日本にやって来る。
ジャガー、キース・リチャーズ(69)ら4人が来日するのは、2006年3~4月のツアー以来で通算6度目。今回は「14 オン・ファイアー ジャパン・ツアー」と題し、豪州、ニュージーランドなどアジア諸国をめぐる一環で、東京ドームで3公演を行う。
黄金期のメンバーの合流も決まった。テイラーは1969年から74年まで在籍。「スティッキー・フィンガーズ」(71年)「メイン・ストリートのならず者」(72年)など、最高傑作と評価される作品を生み出した黄金期を支えた。一昨年から断続的に行われているストーンズの世界ツアーにも参加しており、息のあったプレーを披露している。
スーパーバンドらしく、チケットには8万円の席も。ゴールデンサークル席と名付けられたエリアは、ステージ中央に設けられた40メートルの花道を囲む500席で、ステージから2~4メートルという至近距離でメンバーを拝めるとあって、高額でも争奪戦となりそうだ。
ミック・ジャガーは「もうすぐファンの前でみんなの聴きたい曲を全て披露するのが楽しみだ」と意気込む。リチャーズは「日本のみんな、心して待っていてくれよ。日本を最高に盛り上げるからな。列車は既に走り出している。日本で会おうぜ!」とコメントを寄せた。
先行予約はこの日から始まり、一般発売は来年1月18日から。