レネー・ゼルウィガーが人気リアリティー番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の出演候補に挙げられている。同番組の上層部は来シーズンに、オスカー受賞経験のあるセレブを番組に起用するのに躍起になっているそうで、２００３年に『コールドマウンテン』でアカデミー助演女優賞を受賞したレネーを獲得することで、他のオスカー受賞者も契約させることができると目論んでいるという。ある関係者はＲａｄａｒＯｎｌｉｎｅ．ｃｏｍに「テーマ・シーズンの契約を取り決める上で、レネーは要となる出場者になると見なされています」「レネーは『シカゴ』に出演して以来、１０年以上ダンスを全くしていないこともあり、プロデューサー陣はレネー獲得に必死です。彼女もかなりミステリアスなところがあり、彼女の動向も気になりますからね」「レネーが出演を承諾してくれることを期待して、彼らも出演ギャラを上げ続けています。番組側とすれば、彼女を契約させることで、普段はリアリティー番組に出ないような他のオスカー受賞者も引き寄せて、ダンスをしてもらうという計算です」と明かした。　

　近年、ＡＢＣ局の番組プロデューサー陣は、ダンス経験が少なくても名前が通っているだけを理由にセレブを起用してきたこともあり視聴率が低下していたが、レネーのような才能の持ち主なら視聴率を底上げできると考えているようだ。先の関係者は「ダンス初心者のスターでも出演できるという図式はすでに崩れているので、『シカゴ』でダンスを披露してくれたレネーのような人にも、番組で才能を発揮する門戸は開かれているということです」「『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の上層部は、オスカー受賞者によるダンス競技という番組テーマなら、絶対に視聴率が取れると考えていますね」と続けた。

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）