ケイト・モスがイレブンパリの新イメージキャラクターに就任した。ケイトは今回、フランス発の同レーベルが手掛ける２０１４年春／夏コレクションのキャンペーンの顔に起用されているが、レディ・トゥ・ウェア商品で知られる同ブランドは抜擢の理由として、ケイトのエッジが効きつつも、さりげないスタイルを挙げている。イレブンパリの創始者の１人であるダン・コーヘンはメールオンラインに「ケイト・モスのイメージキャラクターへの起用はごく自然なチョイスでした」「彼女のユニークなスタイルと音楽業界への深い関わりが、常にコレクションを通してお客様に伝えたい私達のビジョンと完全にマッチするからです」と語った。

　実際にイレブンパリはこれまでにも、モデルのデイジー・ロウだけでなく、ロック歌手で俳優としても活躍するレニー・クラヴィッツ、パンクロックの殿堂として有名なイギー・ポップ、最近レッドケンのイメージキャラクターに就任したばかりのスカイ・フェレイラなどのミュージシャン達をキャンペーンに起用してきた。

　ケイトは今年に入ってだけでも、プレイボーイ誌の６０周年記念となる２０１４年１月号の表紙や誌面のヌード撮影やカーフォーン・ウェアハウスとのコラボ、更にはサントロペの２０１３年ライン、ヴェルサーチの１３年秋／冬コレクション、ラグ＆ボーンの１３年春／夏キャンペーンへの参加など多忙な日々を送ってきた。そんなケイトは先日、ブリティッシュ・ファッション・アワードで世界的にデザイナーやスタイリストにインスピレーションを与えた功績を称えられ、審査員特別賞を受賞している。

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）