昨年最も違法ダウンロードされた映画は
『ホビット』が2013年に最も違法ダウンロードされた映画となった。ピーター・ジャクソン監督による同ファンタジジー・アドベンチャー大作は、昨年違法でダウンロードされた映画という微妙な栄誉に輝いており、その後にはクエンティン・タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』、『ワイルド・スピード EURO MISSION』が続いている。
TorrentFreak.comによれば、『ホビット』はファイル共有ネットワークのビットトレントでダウンロード数が840万回に上ったという。2012年12月に公開が始まった同作は、全世界でも10億ドル(約105億円)以上の興行成績を収めている。また、2013年の1月から12月のダウンロード数は、タランティーノがアカデミー賞で脚本賞を受賞した『ジャンゴ 繋がれざる者』は810万回、昨年の夏の超大作の一つであった『ワイルド・スピード EURO MISSION』が790万回となった。
そんな中、2013年で最も高い興行収入を上げた『アイアンマン3』は760万回で4位になっている。4月に公開された同作は12億ドル(約126億円)以上の収益を上げた。そして、アカデミー賞も受賞した『世界にひとつのプレイブック』、SFスリラー『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、『ワールド・ウォーZ』などがランク入りを果たしている。
前年のランキングではコメディ作『プロジェクトX』がトップになっていた。
(BANG Media International)