ケイト・ブランシェット 夫の若死に心配
ケイト・ブランシェットは、夫のアンドリュー・アプトンが40歳の誕生日を前に死んでしまうのではないかと心配していたそうだ。子供の頃に父親を心臓発作で早くに亡くしているケイトは、共に3人の息子をもうけている夫のアンドリューも父親と同じ運命を辿るのではないかと考えたとオブザーバー誌に明かしている。「若くして父親を亡くしたの。自分が1歳半くらいの時に、父親がベッドに横たわっている記憶がまだあるわ。その後に、32歳で初めて心臓発作を起こした父が回復していたことを知ったの。結局、発作で父は40歳のと時に亡くなってしまったわ。でも夫が40歳になる最近まで、父の若すぎる死が私自身に及ぼした影響を実感することはなかったの」「だから夫が無事に40歳を迎えられた誕生日会では、重しが取り除かれたように幸せな気分になったの。『重しが少し軽くなったわ』ってね」
さらにケイトは、2005年にマーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』でアカデミー助演女優賞を受賞した際に、それがキャリアのピークになるのではないかとパニックに陥ったこともあるため、改めて自分が悲観的な性格であることに気付いたとも話している。「私ってかなり悲観的な人間なのよ。オスカーを受賞した時なんて、舞台裏に下がった瞬間に『なんてこと。もうピークを過ぎちゃったじゃない!』って思っちゃったくらいだもの」
私と夫はシドニー・シアター・カンパニーの切り盛りをやってきたけど、素晴らしい経験をさせてもらってるわ。私の子供たちも、本番の演技と舞台作りのプロセスをその場で目にすることができているの」「でも、その仕事もひと段落ついたから、これからはちょっと静かな生活を送ろうと思ってるわ。休暇は意識的に取らないとね。これまでには、自分の声が頭の中で鳴り響いていて、『もう、ちょっと黙ってよ』って感じの時も何回かあったんですもの」
(BANG Media International)