リック・ロス、LMFAOを盗作で訴え
リック・ロス(37)がLMFAOのヒット曲『パーティ・ロック・アンセム』の歌詞が盗作だとして起訴している。リックは、2010年にチャートでトップを飾った同曲の歌詞「毎日ダンスしている」が、2006年にヒットしたシングル『ハスリン』のフレーズ「毎日押し合いへし合いしている」と酷似しているため、著作権侵害だとして訴えを起こした。リックは同デュオの歌詞が「明らかに自身の名声や『ハスリン』のヒットに便乗しようとしている」とし、リックの曲に「似せた曲調でパフォーマンスしている」と主張している。
ハリウッド・リポーター誌によると、フロリダ連邦裁判所に提出された書面には「『毎日押し合いへし合いしている』を『毎日ダンスしている』と僅かに変えただけで、『パーティ・ロック・アンセム』の中で『ハスリン』が無断で使用されたことは明らかです」と書かれているという。
リックはLMFAOに禁止令や法的な損害賠償を求めており、問題となっている歌詞こそが『パーティ・ロック・アンセム』が750万枚もの売り上げを記録し、多くの映画やテレビ番組で起用された理由に他ならないとしている。さらに起訴された書面では、「あの歌詞は『パーティ・ロック・アンセム』のヒットに重要な役割を果たしました。それによってLMFAOがクロージングラインの『パーティ・ロック・クロージング』をも立ち上げることができましたし、そこではTシャツや洋服などに問題のフレーズが使われています」と書かれている。
(BANG Media International)