モニーク助演女優賞以来の女優復帰
モニーク(46)が新作『ブラックバード』で女優復帰を果たすようだ。デッドラインは、モニークが2009年に公開された『プレシャス』でアカデミー賞の助演女優賞を獲得して以来となる映画出演を果たすことになると報じている。今回モニークは本作で、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』でお馴染みのイザイア・ワシントンと共演する予定だ。
本作は、10代の少年が自分は同性愛者であることに気付いたことで、ミシシッピ州の保守的で信心深い片田舎の町を揺るがすことになるドラマを描く。そんな中、主人公の両親は離婚を迎える最中で、姉妹も行方が分からなくなってしまうという展開だ。
期待の新人ジュリアン・ウォーカーが主人公の少年を演じ、モニークは少年がカミングアウトしたせいで娘が失踪してしまったのだと息子を責める母親役を演じることになるようだ。さらにモニークは出演だけでなく、夫のシドニー・ヒックスと共にプロデューサーも担当する。シドニーは「『ブラックバード』は自分らしくいるために苦悩する中で迫られる選択についての作品なんです。でも、そもそも自分らしくいようとすることが苦悩でなければいけないのでしょうか?」「モニークがオスカーを受賞してから、私たちの元には本当に沢山の脚本が寄せられてきましたが、私たちが尊敬しているイザイアがこの『ブラックバード』を送ってくるまで、これと言って興味を引かれた作品はなかったんです。私たちはすぐに監督のパトリック・イアン・ポルクのファンになったこともあって、どうしてもこの重要な作品の製作側にも回らなくてはいけないと思ったんです」と語っている。
(BANG Media International)