プーチン大統領はE・ジョンのファン
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はエルトン・ジョンのファンだそうだ。プーチン大統領は来月6日から始まるソチ冬季オリンピックで同性愛宣伝禁止法を施行したことで物議を醸したものの、ロシアには同性愛者に対する偏見はなく、自分自身もエルトンのファンだと『アンドリュー・マー・ショー』で語った。「エルトン・ジョンは素晴らしい人物で、比類ないミュージシャンですね。エルトンが同性愛者ということは関係なく、ロシアでも大人気です」
さらにプーチン大統領は、そんなエルトンの人気ぶりを引き合いに、自分にもゲイの友人がいるとして、ロシアには同性愛に対していかなる差別も存在しないと続けた。「私にもゲイの知人がいるんですよ。とても友好的な関係を保っています。私はどんなことに対しても偏見を持たないんです。ロシアではゲイの人たちに対して、職業やキャリア、社会全般において差別は存在していないので、同性愛の人々がマイノリティに感じることなど全くないんです」
同性愛宣伝禁止法は、18歳未満の若者に同性愛についての情報を提供したり、その考えを広めることを禁止したものだが、この法律に反対する人々によって試合をボイコットするための運動も巻き起こっている。
今回名前が挙げられたエルトンは、先日モスクワで行われたコンサートで、同性愛宣伝禁止法は犯罪に匹敵するものだと強く非難している。
(BANG Media International)