シルヴェスター・スタローンが映画配給会社ＭＧＭ（メトロ・ゴールドウィン・メイヤー）の９０周年を祝った。スタローンは２２日（水）　に、ハリウッドのＴＣＬ・チャイニーズ・シアターで行われた式典で、ＭＧＭグループの映画の開始前に登場するトレードマーク、レオ・ザ・ライオンがハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに手型ならぬ足型を刻むセレモニーに参加した。

　スタローンはＢＡＮＧショービズへの独占インタヴューで「昔からＭＧＭ　はショービズ界において、最もクリエイティブな人々を雇ってきたよね。最も成功した脚本家、俳優、監督、プロデューサーらがＭＧＭに集まってきたんだよ。俺もその内の１人さ、ロッキー・バルボアはＭＧＭのおかげで誕生したんだ」「俺達は『虎の目』を持っていたかもしれないけど、『ロッキー』シリーズの製作を実現に導いたのはライオンなんだ』と語った。

　セレモニーでＭＧＭのゲイリー・バーバーＣＥＯは、観客に向けて「スタローンのＭＧＭへの貢献は我が社にとってかけがえのない財産です。ロッキー・バルボアは忍耐、反発精神、根気そして愛のシンボルです。約４０年前に我が社は『ロッキー』を公開しました。そしてそれ以来、大作と呼ばれるほど歴史に残る映画となりました。この映画はアカデミー賞に１０部門でノミネートされ、映画賞も受賞したんです。ＭＧＭの良い友人として、またサポーターとして応援してくれてありがとう、スタローン」「我が社はこれからもどんどん前へ進んでいくつもりです。最近も新作品が続々と成功を収めています。この調子で面白い作品を世に送りだしていきたいですね。その一環として『ロボコップ』『ヘラクレス』『２１ジャンプストリート』や『ホビット』シリーズの続編などを公開していく予定です。ＭＧＭの９０周年を一緒に祝ってください」とスピーチした。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）