ダフト・パンク、グラミー賞2部門制覇

 ダフト・パンクが26日(日)に行われた第56回グラミー賞で最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞のダブル受賞を果たした。フランス出身の同エレクトロ・デュオは、『ランダム・アクセス・メモリーズ』で最優秀アルバム賞を、そしてファレル・ウィリアムスとナイル・ロジャースの2人とタッグを組んだ『ゲット・ラッキー』で最優秀レコード賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞も受賞している。会場に今回もお馴染みのロボットスーツを着て登場した同デュオは、壇上でトロフィーを受け取った際に一言も言葉を発することはなかったが、2人に代わってファレルが最優秀レコード賞を授与された時に感謝の言葉を残した。「このロボットのヤツらも感謝を言いたがってると思うよ…今ごろフランスじゃ、こいつらのことを本当に誇りに思ってるはずさ」

 また、ニュージーランド出身のシンガーソングライター、ロードがデビューシングルで大ヒットを記録した『ロイヤルズ』で最優秀楽曲賞を受賞し、トロフィーを受け取った際には、「この曲を大ヒットに導いてくれた関係者全員に感謝します。本当に最高でした」と共同作曲したジョエル・リトルを含め関係者に感謝の言葉を捧げている。

 さらに、米国のヒップホップ・デュオ、マックルモア&ライアン・ルイスが楽曲『スリフト・ショップ』を評価され、7部門ノミネートされていたうち、最優秀新人賞、最優秀ラップ・アルバム賞、最優秀ラップ・ソング賞、最優秀ラップ・パフォーマンスの4部門を制覇した。同時に同米デュオは、クイーン・ラティファが司会を務めたゲイとストレートの30組以上のカップルの結婚式が行われる壮大なセットを背景に、ヒット曲の『セイム・ラブ』を披露するという奇想天外なパフォーマンスを披露した。

 ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された同授賞式では他にも、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻、テイラー・スウィフト、マドンナ、ロード、シカゴ&ロビン・シックなど音楽界の大スターたちが豪華パフォーマンスを行っただけでなく、極め付けにポール・マッカートニーとリンゴ・スターのコンビがポールのシングル『クイーニー・アイ』を披露した。

(BANG Media International)

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