C・ブラウンに更生施設に留まる判決
クリス・ブラウンがリハビリ施設に留まるよう3日(月)判決が下った。怒りをコントロールするため、現在法廷によって命じられた90日間に及ぶ施設入りを実行しているクリスは、昨年10月にワシントンで起きた暴行事件の審問のためロサンゼルス高等裁判所に出頭していた。検察官はクリスの「暴力的な行動は深刻さとその頻度を増している」ため刑務所で実刑を受けるべきで、「社会にとって危険な存在」だとしている。さらに同州検察官 はワシントンでの一件を見直した結果、クリスは有罪で実刑を受ける必要があると続けた。ただジェームズ・ブランドリン判事は、クリスはリハビリ施設で改心に向かっており、今後もそこに残るべきだと判決を下した。
クリスは2009年に当時の恋人リアーナに対して暴行を行ったとして、以降は保護観察下にあったが、昨年12月にワシントンD.C.で喧嘩を起こしたことで解消されていた。当時CNNが入手した保護観察の報告では、クリスが怒りの感情をコントロールする問題や薬物乱用の問題を抱えていることが示されていた。
クリスの保護観察官による報告も昨年12月に法廷に提出されていて、前向きに改心していると書かれていた。「向精神薬を変更してから、臨床および医療チームはブラウン氏が改善しているのを目にしています。医療用のマリファナはもう使用していません。自分の感情をコントロールする能力は目を見張るような改善を遂げています」
(BANG Media International)