ストーンズ、ツアーするには年取り過ぎ
ローリング・ストーンズは長期ツアーをするには年を取り過ぎていると感じているそうだ。今月末からアジアとオーストラリアを周る「14オン・ファイアー」ツアーの一環として、数々のギグを予定している同バンドだが、ドラムのチャーリー・ワッツは自身らの「敏感な年頃」が理由で、ツアーを短くしようとしていると明かしている。現在72歳のチャーリーはThe Australian.comに「この半分はもう終えたからね」「前にこなしてたのと比べたら短くなったよ。短くする必要があるからさ。なにせ敏感な年頃だからね」「50公演もするって考えると、一時はそんな契約をすることも僕たちにとっては普通だったわけだけど、今はかなり恐ろしく感じるね。今の僕らはちょっとずつやっているんだ。これ以上やらなかったとしても、僕はそれでもかなり満足だよ」と話した。
昨年夏にイギリスで行われたグラストンベリー・フェスティバルでのパフォーマンスについても、チャーリーは公然と愚痴をもらしていたが、メンバーのミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドと集まった際には、楽しい時間を過ごしたと認めている。「あれは良かったね。グラストンベリーで泥まみれになることとかを考えると嫌だったけど、その場にはいなきゃいけなかったわけだけどね」「イギリス国内で7月には3週間分の週末を過ごしたけど、天気も最高だったし、観衆たちも素晴らしくて、両方の場所ですごく楽しい時間を過ごしたよ。僕も黙ることを学ばなきゃいけないね。本当に僕の典型的なところさ」
そんなストーンズは今回のツアーで、1969年から1974年にかけてバンドに所属していたミック・テイラーをスペシャルゲストに迎えることになっている。
(BANG Media International)