ローリング、ハリポタの結末を後悔?
J・K・ローリングは「ハリー・ポッター」シリーズを正しい結末で終えたかに自信がないそうだ。同人気小説をハリーの親友であるハーマイオニー・グレンジャーとロン・ウィーズリーが結婚するという結末で終えたローリングだが、ハリーがハーマイオニーとくっつくと期待していた多くのファンをがっかりさせる結果になったことで、その決断が正しかったのかどうか自信がなくなってしまったのだという。ローリングはワンダーランド誌で「小説とはほとんど関係なく、それよりも私が最初にイメージしていた展開に執着していたという理由から、ハーマイオニーとロンが一緒になったの」「それによって生じたファンたちの怒りや激情を耳にしているわ。ごめんなさい。でも本当に正直言うと、距離を置くことでその見解を得られたの。あの決断は私の個人的な理由によるものであって、信頼性によるものではなかったのよ」「こんなこと言ったら、多くの人たちの心を打ち砕いてしまうかしら?そうでないことを祈るわ」と話している。
「ハリー・ポッター」シリーズの小説は、タイトルロールのダニエル・ラドクリフをはじめ、ロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソン主演で映画シリーズとしても大成功を収めているが、ローリングの考えを映画版が反映しているという。「それを分かってくれるファンもいるだろうし、ロンが本当にハーマイオニーを幸せに出来るかと疑問に思っている人もいるでしょうね」
(BANG Media International)