ジョージ・クルーニー、俳優引退を検討
ジョージ・クルーニーは演技を続けるには年を取り過ぎていると感じているそうだ。現在52歳のジョージは、プロデュースと監督業に専念するため、近い将来スクリーンから引退することを考えているとほのめかした。ジョージは脚本兼監督を手掛けた『ミケランジェロ・プロジェクト』の、11日(火)にロンドンのレスター・スクエアにあるオデオンで開かれたUKプレミアの席でBANGショービズに「カメラの前からいつ立ち去るべきかっていうのはなんとなく観客が教えてくれるものだけど、それが近づいてきているような気がするんだ」と話した。
とは言うものの、ジョージは自身のキャリアにはまだとても情熱を持っていると続けた。「人々が知らない話を伝える映画を毎回作れるっていうのはいいことだよね」
そんなアカデミー賞受賞俳優のジョージは、第二次世界大戦時にナチスによって盗まれた何百万という貴重な芸術作品を奪還しようと試みる兵士を実際にあった話に基づいて描いた本作の同プレミアに同じく参加していた共演者のマット・デイモンと一緒に働くことがどんなに困難だったかとジョークを飛ばしていた。「あいつをトレーラーから引っ張り出すのが大変なこともあったよ。ディーバって言葉は使いたくないし、なんとなくひけらかすのも嫌だけど、分かるだろ」
しかしジョージは親しい友人との仕事が大好きで、彼らがキャラクターにも影響を与えていると認めている。豪華キャストの確保について聞かれたジョージは「ほとんどのメンツは友達だから、それでずいぶんラクになったね。でも役柄もほとんど彼らのために書いたんだよ」
今回のプレミア会場には、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ヒュー・ボネヴィルらも姿を見せていた。
(BANG Media International)