A・ワインハウスの収入、生前の4倍に

 故エイミー・ワインハウスの収入が死後4倍になっているようだ。2011年7月に北ロンドンの自宅でアルコール過剰摂取のため27歳という若さでこの世を去ったエイミーは、生前よりも亡くなってからの方が収入額が増えているという。ザ・サン紙は、エイミーの両親であるミッチ・ワインハウスとジャニス・シートンによって管理されているエイミーの会社、チェリー・ウェストフィールドが昨年4月までの1年4ヶ月の間に、106万ポンド(約1億8000万円)もの収益を上げていることが分かったと報道している。2010年11月から2011年11月までに記録されている額は、25万7353ポンド(約4400万円)であることからもその増額が見てとれる。

 エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンといった大スターたちもその死後にレコード売り上げが伸びたように、エイミーも死後、セカンドアルバム『バック・トゥ・ブラック』が世界中で170万枚以上という売り上げを記録している。その売り上げのため、チェリー・ウェストフィールドは140万ポンド(約2億4000万円)近くもの支出が発生したものの、現金210万ポンド(約3億6000万円)を含む240万ポンド(約4億円)もの資産を得たことになる。

 そんな中、エイミーの父ミッチは最近、エイミーが薬物中毒になる原因となった元夫ブレイク・フィールダー・シビルを許したとコメントしている。エイミー・ワインハウス・ファウンデーションの活動も続けているミッチは、麻薬中毒の経験を持つブレイクが自身の話をすることで他の人を救うことができると考えているようだ。「私たちはブレイクのようなタイプの人間に、学校で子供たちに薬物の恐ろしさを教えるために講演を依頼するんだ。彼には抱えてきたものがあるから、その話をすることで、多くの若者が救われるはずさ」

(BANG Media International)

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