ジョージ・クルーニーがホワイトハウスで行われる新作『ミケランジェロ・プロジェクト』の上映会に出席するようだ。映画サイトのｄｅａｄｌｉｎｅ．ｃｏｍによると、ジョージがジョージ・Ｌ・スタウト役での主演に加えて、脚本の共同執筆、プロデュース、監督も手掛けた第二次世界大戦中のドイツを舞台にしたこの新作の、オバマ大統領主催による報道陣向けの特別上映会に他のキャストや製作スタッフと共に参加するようだ。アメリカで２月７日に公開されて以来すでに４６００万ドル（約４７億円）の興行収入を上げているこの新作の上映会を今回ホワイトハウスで催すことはかなり異例のことのようだ。

　そんなジョージは２０１２年にオバマ大統領と共同で、ロサンゼルスのスタジオシティの自宅で大統領選再選へ向けた選挙資金集めのパーティーを催し、パーティーのチケットを１枚４万ドル（４百万円）で販売し、総額１５００万ドル（約１５億円）の選挙資金を獲得している。

　『ミケランジェロ・プロジェクト』はロバート・Ｍ・エドゼルの原作『ナチ略奪美術品を救え　特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』を基に、第二次世界大戦時にナチスによって押収された芸術作品や重要文化財をもとの持ち主に返すため奪還を試みる連合軍のある部隊の活躍を描いており、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ケイト・ブランシェットら豪華キャストが出演している。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）