カニエ、B・E・エリスと映画製作か?
カニエ・ウエストがブレット・イーストン・エリスと組んで映画製作を計画しているようだ。『アメリカン・サイコ』など、何かと著書が世間で物議を醸すブレットは、カニエと組むことを当初しぶっていたが、カニエが昨年リリースした『イーザス』を聴いてすぐに共同製作する事を承知したようだ。しかしいつ製作が始まるかはわかっていないという。
ブレットは「カニエの世界になるけど、いつ製作するか決まってないよ」と映画の製作状況について明かした。「カニエから映画用の脚本を頼まれたんだ。始めは断ったよ。でもカニエからもらっていたリリース前の『イーザス』を去年の初夏に車を運転しながら聴いたんだ。聴いた後に、僕がカニエの映画の脚本家として適任かどうかは抜きにして、こんな音楽を作れるカニエとどうしても一緒に仕事をしたいと思ったんだよ。そしてわかった、やるよって引き受けたんだ。こんな感じで今回の映画製作の話が始まったわけさ」「それが7、8ヶ月前の話だね。今のところこの先どうなるかって感じだね」
対人関係があまりうまくないと普段から認めているブレットだが、カニエの音楽のファンであるだけでなくカニエの人柄にも惹かれているようだ。ヴァイスでのインタビューで「僕はカニエの人柄が気に入っているんだ。カニエは報道陣の前では横柄で自信過剰なアーティストとしての顔をしているけど、実際二人っきりで3時間も話してみると、カニエがどんないい人間かってことにびっくりするよ」と語った。
(BANG Media International)