ウィル・スミス親子がラジー賞を圧巻!
1日(土)のラジー賞授賞式でウィル・スミスが、息子のジェイデンと並んでラジー賞を受賞した。ウィルとジェイデンは 、カリフォルニアのイグナイテッドスペーシズで行われた同授賞式で、親子で共演し大コケした『アフター・アース』での演技で、ジェイデンの最低主演男優賞、ウィルの最低助演男優賞、親子そろっての最低スクリーンコンボ賞の3冠に輝いた。
ラジー賞ことゴールデンラズベリー賞は、1980年以来アカデミー賞のパロディー版の位置づけで、毎年「最低」の映画を選んで表彰している。
ラジー賞の創設者ジョン・ウィルソンはBBCに「ハリウッドスターが、家族の一員を同じくハリウッドスターにしようとするのは、ハリウッドの伝統です。しかしそれが必ず成功するとは限りません」とウィルとジェイデン親子の今回の受賞を受けてコメントした。
今回は、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリーら大物スターが出演し、史上最悪と酷評されていた『ムービー43』が最低映画賞に、最低リメイク・盗作・続編賞にはジョニー・デップが出演した『ローン・レンジャー』が輝き、同賞の常連となってしまっているアダム・サンドラーが主演の『アダルトボーイズ 遊遊白書』は8部門でノミネートされていたにもかかわらず、幸運にも受賞を逃している。
(BANG Media International)