スピルバーグ監督があの名作リメイクか
スティーヴン・スピルバーグが『ウエスト・サイド物語』のリメイク版を監督する可能性があるようだ。スピルバーグがリメイク版の製作に興味を示していることを受けて、フォックスはスピルバーグが監督の座に就くことを念頭に、1961年に大ヒットとなった同作を復活させる意向だと報じられている。
スピルバーグがメガホンを握ることが決定した際にはリメイク版は、『ロミオとジュリエット』を元に1957年に始まった同名ブロードウェイ・ミュージカルの映画化となった1961年発表のオリジナル版に、現代の要素を加えた作品となるようだ。ロバート・ワイズとジェローム・ロビンスが監督したオリジナル版には、ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ラス・タンブリン、リタ・モレノ、ジョージ・チャキリスが出演していた。
今回のスピルバーグがリメイク版の監督に就任するという噂は、スピルバーグと共に共同社長を務めるドリームワークスのステイシー・スナイダー社長がフォックスへの移籍を考えているといわれており、このことで、これまでもスピルバーグと長年に渡って密接に製作の協力をしてきたフォックスのスピルバーグの獲得に有利となると見られることから囁かれている。
そんなスピルバーグは現在、撮影が遅延している新作のSF映画『ロボポカリプス』と、2011年公開のアニメ映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の続編の製作に追われている。また、ハビエル・バルデムが主役を演じると言われ、スペインがアステカを征服する様子を描く『モンテズマ』への参加を検討中だとも噂されている。
(BANG Media International)