ジェニファー・ロペスが第２５回ＧＬＡＡＤメディア賞で特別賞のヴァンガード賞を授与されることになった。ジェニファーは、４月１２日にロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで行われる同アワードで、メディアを通してＬＧＢＴコミュニティ（レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー）の社会での地位と権利の向上に貢献したアーティストらに贈られる同賞を、主役の女性同性愛者のカップルが実子、養子、里子を共に育てる様子を描いたテレビドラマ『ザ・フォスターズ』をプロデュースしたことが認められ授与されることになった。

　ＧＬＡＡＤのサラ・ケイト・エリス代表は「ジェニファーは『ザ・フォスターズ』をプロデュースし、影響力のあるサポーターとして発言し続けることで、ＬＧＢＴコミュニティの大人や若者の地位向上についてのメッセージを発信しただけでなく、世界中のジェニファーのファンのコミュニティの間での新たなＬＧＢＴコミュニティのサポートを呼び起こしました」「家族の基礎は愛です。これこそジェニファーがパイオニア的ドラマである『ザ・フォスターズ』を通して何万人もの視聴者と分かち合ったメッセージなのです」と語った。

　離婚したマーク・アンソニーとの間に６歳になる双子のマックス君とエメちゃんをもうけているジェニファーは、結婚の平等な権利の多大な賛同者のようだ。「同性婚についてだけど、私は愛が全てだと信じてるわ」「私は２人の人間が出会って愛し合うようになったら、誰もが同じ権利の下で生涯を共にする権利があると信じてるの」

　そんなヴァンガード賞はこれまでに、ジョシュ・ハッチャーソン、ジャネット・ジャクソン、ドリュー・バリモア、アントニオ・バンデラス、クリスティン・チェノウェス、ウーピー・ゴールドバーグ、エリック・マコーマック、ライザ・ミネリ、シャロン・ストーン、エリザベス・テイラーらが受賞している。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）