スパイス・ガールズが、ラスベガスでの公演を４人組で行う方向で高額契約を結ぼうとしているようだ。今回ヴィクトリア・ベッカムがファッションデザイナーとしてのキャリアに集中するため、ヴィクトリア抜きのメルＣ、メルＢ、エマ・バントンとジェリ・ハリウェルで公演を行うことに同意した模様だ。ラスベガスのある関係者は、デイリー・スター紙に「ここ数週間、メルＢは契約を結ぼうと動いています」「ヴィクトリアはスパイス・ガールズに加わらないというスタンスを保っていますので、残りのメンバーたちは４人組として公演する計画中ですね」「もし常設ショーやその後のツアー敢行を希望しているのであれば、すべてを終えるには１年半の期間を要すると思います」と語った。

　ブリトニー・スピアーズの常設ショーに続き、スパイス・ガールズはプラネット・ハリウッドでのレギュラー公演も視野に入れ話し合いをしてきており、それが決定すれば１９９６年にヒットしたシングル『ワナビー』の２０周年記念にあたる２０１６年に敢行となる。

　同ショーで２０００万ポンド（約３５億円）のギャラを手にすると言われている４人組だが、ヴィクトリアがステージには今後立つことはないとしていることから、メルＢがこのプロジェクトを仕切っているようだ。さらに、同ショーのプロモーターはバックストリート・ボーイズをそのサポートアクトに迎えるために話を持ちかけていると報道されていた。同ボーイズバンドのブライアン・リトレルは、「スパイス・ガールズと一緒にワールドツアーを行う話がきてるんだ」と発言していたが、後に同バンドはその噂を否定していた。

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）