ハンクス、スピルバーグと再タッグ?
トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが冷戦をテーマにした新作スリラーで再タッグを組むようだ。これまでに『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』という大作を生み出してきた2人が、4作目となる新作に向けて動き出しているところだと報じられている。
マット・チャーマンが脚本を手掛けたタイトル未定の新作では、ロシアに撃墜されたU-2偵察機のパイロット、ゲーリー・パワーズの解放に従事したことで知られる実在の弁護士、ジェイムズ・ドノバンの姿が描かれる。
Variety.comによれば、マーク・プラットがプロデュースを務めることが確定しており、トムがドノバン役を演じる方向だというが、スピルバーグの参加についてはまだ発表されていない。もしトムとスピルバーグの再タッグが実現すれば、2004年の『ターミナル』以来10年ぶりとなる。2人はそのほか、第二次世界大戦を舞台にした高い評価を得たHBOのミニ・ドラマシリーズ『ザ・パシフィック』と『バンド・オブ・ブラザース』で、共同プロデュースも務めていた。家族ぐるみで親しい仲の2人は、頻繁に一緒に休暇も楽しんでいる。
しかしながら、スピルバーグにはSF大作『ロボカリプス』が控えるなどお互いに多忙な2人が、新作に向けてスケジュールを合わせられるかについては分かっていない。(BANG Media International)