レッド・ツェッペリンのさらなる未発表曲がリリースされる可能性があるようだ。レッド・ツェッペリンは最初の３作品『レッド・ツェッペリン』『レッド・ツェッペリンＩＩ』『レッド・ツェッペリンＩＩＩ』のデラックス版を日本では６月４日にリリース予定だが、今回ギターのジミー・ペイジがレアな曲を集めたコンピレーションを新たにリリースする可能性を仄めかした。

　ジミーはローリングストーン誌に「もっとできることがあるのは確かだよ。でも、今回の復刻版でも時間が掛かったし、半年か１年の月日を費やすことになるから他のプロジェクトをスタートさせるなんて約束したくないんだ」と語った。

　また、ジミーは『キーズ・トゥ・ザ・ハイウェイ』のカバーや『移民の歌』『胸いっぱいの愛を』の別バージョンを含む最も熱狂的なファン層でさえ聴いたことのない未発表曲を見つけるために、西ロンドンの秘密の保管庫に保管されていた過去の音源に目を通すことに何年もの間時間を費やしたという。「俺は検索には熱心なんだよ。音楽雑誌をやってる男にこれらの曲を過去に聴いたことがあるかって聞いたら、聴いたことないっていったんだ。あれは、嬉しかったよ」

　レッド・ツェッペリンはスタジオアルバム全９作のリイシュー版を年代順に出す予定で、ジミーによって改めてマスタリングされたものとなっている。しかし、同バンドは今回のアルバムを引っ提げてライブを行う可能性については完全否定している。

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）