ジミー、音楽大学の名誉学位授与される
ジミー・ペイジ(70)がボストンのバークリー音楽大学の名誉学位を授与された。レッド・ツェッペリンのギタリストのジミーは9日(金)に7000人収容のアガニス・アリーナに集った観衆に向けてスピーチを行ない、卒業生達の前途を祈った。ローリング・ストーン誌によるとジミーは観衆に「何てすごいスピリットにあふれているんだろう」「音楽はあちこちに広がる多大なパワーを持っているんだ。一番自分の得意な、音楽を作って他人に喜びと快楽を与えるということの出来る立場にいること程素晴らしいことはないんだよ。この立場を君たち全員に譲り渡そう。卒業おめでとう。将来の成功をお祈りするよ」と語りかけたという。
過去に大英帝国勲章も授与されているジミーは1968年にヴォーカルのロバート・プラント、キーボードのジョン・ポール・ジョーンズ、ドラムのジョン・ボーナムらとレッド・ツェッペリンを結成している。
バークリー音楽大学は今回、R&Bの作曲家のヴァレリー・シンプソン、ジャズピアニストのジェリ・アレンにも名誉学位を授与し、過去にはウィリー・ネルソン、スティーヴン・タイラー、アニー・レノックスらにも授与している。
3月に名誉学位の授与が発表された際にジミーはローリング・ストーン誌に「バークリー音楽大学から名誉学位を授与されることは本当に光栄だよ。アメリカの音楽は初期の自分の原動力となり、自分の音楽性の確率に重要だったからね」と語っていた。
そんなレッド・ツェッペリンは非公開の9枚のアルバムを「スーパー・デラックス・アルバム」シリーズとしてリリースする予定で、来月3日に初めの3枚がリリースされる。
(BANG Media International)