クイーンが１９８５年のツアー以来、今年オーストラリアで公演をする可能性があるようだ。オリジナルメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーに加え、故フレディ・マーキュリーのポジションに『アメリカン・アイドル』出身のアダム・ランバートを迎えてメンバー構成されている同バンドは、「３０年ぶり」に訪れるある場所での公演に向けて準備を進めていると発表した。プロモーターのザ・デインティー・グループは「ロイヤル」ツアーの発表が２０日（火）朝にされると明らかにしていた。また、クイーンのフェイスブックのページには韓国のスーパー・ソニック・フェスティバルと日本のサマー・ソニックでの公演後１週間後にあたる８月２３日に向けてのカウントダウンの時計へのリンクが意味深にも張られている。クイーンは、オーストラリアでのツアーを１９９１年エイズによる気管支炎でこの世を去ったフレディがまだフロントマンを務めていた１９８５年４月以来、約３０年間敢行していない。

　そんなクイーンのギターリスト、ブライアンは先日、現在敢行中の１９日間にわたる全米ツアーについてとアダムをリードボーカルに迎えることについて話していた。「俺たちは現実にここにいて、すごいシンガーを迎えているんだ。このことについて新しいことがいっぱいあるだろうよ。すごく楽しみだぜ。うるさくて危険な感じになるだろうし、昔の俺らの全てをみることになるだろうな」

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）