Rストーンズの元マネージャーが死去
ローリング・ストーンズの元マネージャーであるプリンス・ルパート・ローウェンスタインが死去した。音楽業界の大御所で、1960年代に同バンドのマネージャーをはじめ、破産寸前だったバンドを大金持ちに導いたローウェンスタインが、長年の闘病生活の末、20日(火)に他界したとIndependent.co.ukが報じている。
「人間計算機」と呼ばれたローウェンスタインは、ミック・ジャガーをはじめとするストーンズの管理に40年に渡って従事し、2007年に友好的に退職していた。自伝『ア・プリンス・アマング・ストーンズ』では、ロックやポップ界に興味はなかったものの、ストーンズが直面していた経済的困難から救いたかっだのだと綴っている。「ミックが常識のある正直者であるということは明らかに感じ取っていた。そして同様に、私こそが彼にとって困難な状況を脱する方法を見つけるチャンスなのであると分かっていた。それに興味をそそられた」「とは言え、ストーンズの音楽という意味では、私は彼らと同調しているというには程遠かった。ロックやポップの音楽というものは、私が興味を持つようなものではなかったのだ。ビートルズの音楽を少し聞いたことがあるくらいだったのである」「ビートルズの音楽は私のような人間にも受け入れられるに十分なハーモニーがあった。むしろ私はストーンズを聞いてからロックンロールというものを嫌い始めたのだ」「しかしストーンズの経済管理をするというオファーは、私の職業的にも精神的にも良いタイミングで訪れたのだ」
ストーンズのメンバーらも参列するとみられている葬儀は、今月30日(金)に執り行われる。
ストーンズは3月にもミックの恋人であるローレン・スコットが他界しており、悲しいニュースが続いている。(BANG Media International)