モリッシー、公演日程をキャンセル
モリッシーが残りのアメリカ公演の日程を全てキャンセルすることになった。体調不良により、これまで数々のアメリカ公演をすでに中止していたモリッシーだが、マイアミで呼吸器感染症にかかったことにより、残りの全日程をキャンセルすることに決定した。モリッシーは11日(火)に感染症が悪化したため、振替日程も含めたツアーの残りの全日程が取りやめとなったことを発表した。モリッシーの公式ファン雑誌、トゥルー・トゥ・ユーに掲載された声明文では「全快を目指して、今後予定されていたツアーは中止となりました」「モリッシーは回復にあたるこの難しい時期におけるファンの皆様の思いやりとご理解、そして応援のメッセージに感謝しています」とされている。
今月にニューアルバム『ワールド・ピース・イズ・ナン・オブ・ユア・ビジネス』を発売する予定のモリッシーは、「ひどい風邪」を引いていたことを認めていたサポートバンドのクリスティーン・ヤングからうつったものと思われている。広報担当の1人は「モリッシーはこの症状をうつされました」としているが、クリスティーン側はこれを否定している。ツアーを降板するように言われたクリスティーンは「モリッシーの具合が悪いことをとても残念に思います。でも私の健康を含めたでまかせには我慢できません。これはやり過ぎですし、突拍子もない話です」とフェイスブックに投稿している。クリスティーンは「アレルギー症状」が発症したものの、16時間以内に回復し、風邪を引いたと言いまわっていたという事実は否定している。(BANG Media International)