米俳優トム・クルーズ（５１）が２６日、１日で大阪～福岡～東京の３都市を回る主演映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」（７月４日公開）の弾丸キャンペーンを完走した。

　作家・桜坂洋氏の小説が原作で、死ぬたびに同じ日をタイムループする男が主人公のＳＦ大作。２０回目の来日となった今回は役柄同様に３都市でイベントを“ループ”した。

　トムは午前１０時、大阪・頓堀川での「道頓堀クルーズ」で３０００人を沸かせた。本来は大型の船がミナミの戎橋に現れ、船上ステージでスモークが噴き上がる中、登場するハズだったが、トムは到着前から船上で両岸ににこやかに手を振り登場。ＭＣに「隠れてる予定でした」と突っ込まれ、「すみません、知りませんでした」と頭をかいていた。

　続いて福岡・博多駅前広場には午後１時４０分ごろに到着。ファン約７０００人が集結し、ご当地のお祭り「博多祇園山笠」の長法被をプレゼントされたトムは「この瞬間は一生忘れません」と初の福岡上陸を喜んだ。

　最後の会場となる都内にも午後７時４０分ごろ、ハイテンションで登場。会場のファンから７月３日に迎える誕生日をハッピーバースデーコールで祝われ「今年初めての誕生日プレゼントです」と笑顔を浮かべた。