ヒドルストン、新作ベン・ハーに抜擢か
トム・ヒドルストンに新作『ベン・ハー』の主役への白羽の矢が立っているようだ。
ティムール・ベクマンベトフ監督とMGMとパラマウントによって製作されるルー・ウォーレスの1880年出版の小説『ベン・ハー キリストの物語』の映画化作品の主役、ジュダ・ベン・ハーに、トムが第一候補として挙がっているとデッドラインが伝えている。しかしトムはMGMの新作『ミー・ビフォア・ユー』を含むいくつかの出演を控えているため、この話が暗礁に乗り上げる可能性もあるようだ。
2016年公開を予定している同作は、ローマ帝国に支配される前のエルサレムで育ったユダヤ人王子のジュダ・ベン・ハーとその友人メッサーラの青年期を描き、収税官の息子であるメッサーラは5年間ローマで勉強してエルサレムに戻った時、自身の信仰のために奴隷としてベン・ハーを奴隷として売り払う方法画策するなどして嘲り、ベン・ハーは仕返しのために旅に出ようと駆り立てられる。
同作はキース・クラークが『それでも夜は明ける』の脚本家ジョン・リドリーとともに脚本を執筆し、マーク・バーネット、ローマ・ダウニー、ショーン・ダニエル、ジョニ・レヴィンがプロデュースを務める中、クラークとジェイソン・ブラウンが製作総指揮として参加する。
トムは最近『ハイ‐ライズ』に出演し、現在はハンク・ウィリアムスの伝記映画『アイ・ソウ・ザ・ライト』の製作に入っているようだ。来年にはギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』のスクリーンでトムに会うことが出来る。(BANG Media International)