エイベックスが主催する「ａ‐ｎａｔｉｏｎ　ｓｔａｄｉｕｍ　ｆｅｓ．　ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　ｉｎゼリー」の東京公演２日目が３０日、味の素スタジアムで開催された。

　トリに登場した韓国の人気デュオ東方神起は、日本デビュー１０周年となる来年２月から、自身２年ぶり２度目の５大ドームツアーを行うことを発表。ファン５万５０００人を大喜びさせた。イベントには１１組が出演。きょう３１日も同所で開かれる。

　ユンホ（２８）とチャンミン（２６）が、集まったビギスト（東方神起ファンの愛称）に記念イヤーのうれしいプレゼントを届けた。

　ライブ中に、チャンミンから耳打ちされたユンホが「僕たちが全国５大ドームツアーが決まりました～」と発表。チャンミンも「久しぶりでワクワクしています」と笑顔を見せると、悲鳴のような歓声が起きた。

　ドームツアーは、２月７日の福岡ヤフオク！ドーム公演を皮切りに、３月１８日の京セラドーム大阪まで全１２公演。アジア出身アーティストでは初となった昨年のドームツアーと同規模のスケールとなりそうだ。

　特に２月２５、２６日に行う東京ドーム公演は、２０１２年から４年連続で、海外アーティストでは最多記録となる。再始動後の２０１２年からの３年間で単独ツアー動員が２００万人を超えるなど、海外アーティストに関する記録を数々持つ“レコードコンビ”が新たな勲章を手にする。

　この日で、ａ‐ｎａｔｉｏｎでは４年連続トリとなり、こちらももちろん海外アーティスト最多記録だ。最新アルバム「ＴＲＥＥ」に収録の「ＳＵＲＩ　ＳＵＲＩ」でミュージカル風にスタートすると、ダンスあり、ハーモニーありのバラエティーに富んだ８曲で、貫禄を見せつけた。

　終盤にはトロッコに乗り、グループカラーの赤で染まるフィールドを１周しながら、ファンとの交流を楽しんだ。来年も東方色に染めることを約束した。