「プロメテウス2」ゼノモーフ登場せず
リドリー・スコット監督が「プロメテウス」の続編ではゼノモーフが登場しないことを認めた。スコット監督は故H.R.ギーガーが手掛けたあの典型的な「エイリアン」の姿が待望の新作ではみられないとヤフーに説明した。「あの野獣は完成し、調理済みだね」「何年も前にギーガーに会えたことは幸運だったよ。でも、でも繰り返すのは難しいんだ。みんな卑猥だって言ってたから、僕だけがそれを採用しようとしていたんだよ。周りはやりたくなかったみたいだけど、『やりたいよ、すばらしいじゃないか』って言ったんだ」「だけど4作目の後、ちょっと着古したって思ったんだ。うなることだけができることって感じだったからね。もっと面白いことをしなければと考えたんだよ。次のステップを見つけたと思うよ。技術者達がかなり良いスタートを切ってくれてるよ」
モーゼの助けでヘブライ人の奴隷がエジプトを脱出する姿を描くスコット監督の最新作「エクソダス:神と主」は、監督が手掛けた中で「最大規模」の映画と言われている。スコット監督は「そうだな。比喩的な部分からいうと、そうだよ(この映画が僕が手掛けた最も大きなプロジェクトだよ)。予算の面からしても、最大といえるかもね」「でも、僕自身は最も大きな作品として携わったわけではないよ。一度だってそうしたことはないよ。キャラクターとストーリーという点からいつもアプローチするんだ」(BANG Media International)